11月8日 乾杯の音に河豚刺罅割れる

日常生活
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朝飯は温蕎麦を食べる。

具には特に何も載せなかった。

レトルトの丼の具があまり好評ではなさそうなので、次の具を考える。

来週の朝ごはんを買いにスーパーに行った時何があるかを見て考えたいと思う。

そのためとろろ昆布だけ載せた。

ベーシックな味で美味しい。

 

ちょい遅刻出社。

今日は午後から社員旅行に出かけるので午後休にする。

午後休の場合は残業時間を作ったらいけないらしいので、少し遅れて出社して残業時間が出ないように調整した。

 

昼飯は会社の近くのうな辰という鰻屋でひつまぶしを食べた。

うな辰に来るのは3年ぶりくらいだ。

会社の近くにあると言ってもなかなか昼飯で鰻を食べるなんてことはない。

鰻はサクサクしてて美味しかった。

鰻が食べたくなる時、スーパーで安い鰻をたまに買ってくることがあるが、スーパーの鰻を美味しく食べようとすると、もう一度蒸したりする必要があり、蒸したらふんわりした食感になる。

それはそれで美味しいのだが、店で食べるような香ばしさというものがない。

店で食べる鰻は香ばしくて美味しいのだが、いかんせん値段が高すぎる。

なので久し振りにお店の鰻を食べれて嬉しかった。

 

午後から社員旅行で日間賀島へ向かう。

社員旅行といっても宿集合、宿解散なので1人で向かう。

俺は午前中に仕事があったので午後イチから出発したが、この午後イチからというのがなかなか中途半端だったらしく、遊びたい人は朝から日間賀島に行ってるし、仕事大好き人間の人は集合時間ギリギリに着くためにもっと遅くに出発していた。

なので一緒に行く人がおらず一人で向かったというわけだ。

日間賀島へは河和まで電車で向かい、河和港から高速船に乗って島に着いた。

こういった旅行ではビールなんかを飲みながら行きたいが、電車の中でビール飲むのは恥ずかしかったので港に着いてからビールを買った。

港で船を待ってると他の同僚をいたので一緒に行くことに。

 

高速船に乗り、風が感じれるデッキ?席に座った。

前日が立冬ということで冬が始まったらしいのだが、日差しはまだ暖かかった。

しかし、船が走り出すとなかなかスピードがでて風を強く感じて少し肌寒かった。

とは言ってもわざわざ船の中に入るほどの寒さでもなく、肌寒いけど同僚には言い出せないくらいの寒さといった感じであった。

おそらく同僚も寒いと思っていたとは思うのだが特にそれを言い出すわけではなく、せいぜいさりげなく上着のチャックを少し上に上げるくらいであった。

おそらくあれは男のプライド対決だったのだろう。

 

男のプライド対決は決着がつかないまま、日間賀島に到着。

船から同僚が釣りをしているのが見え、船に一緒に乗っていた同僚たちは釣果を確認するためにそこに向かっていた。

俺は特に釣りには興味がないので宿へ直行した。

 

宿に着いてチェックインしたものの、集合時間までは結構あった。

ちなみに、集合時間というのは宴会の開始時間のことだ。

お風呂に入るかどうか迷ったが、同室の人がまだ来ていなかったので部屋にいようと思い、宿の売店で日本酒と蛸煎餅を買って飲んでいた。

飲んでいると同室の人が来たり、他の部屋の人も集まって来たりした。

集合時間に近くなり、宴会場へ。

 

宴会は河豚のコースだった。

河豚刺しなんかも出て、結構豪華だった覚えはあるのだが宴会前に結構飲んでしまったので河豚刺しは結局一口だけしか食べなかった。

非常に残念である。

ただ、美味しかったことは覚えているのでまたいつか河豚刺しを食べてみたい。

一次会が終わる頃にはすっかり酔い、二次会に向かったところまでは覚えているのだが、それ以降の記憶がない。

 

翌日聞いた話では、二次会はカラオケに行き、俺は着いてすぐ寝ていたらしい。

日間賀島の夜はとても気持ちよく眠れた。

 

今日の一句

【乾杯の音に河豚刺罅割れる】

河豚刺は薄く削がれた身が綺麗に並べられている。それは河豚刺を載せている絵皿が透けて見えるほど薄く、ガラスを張り合わせたようだ。宴会の乾杯の音を聞くと皆一斉に箸を伸ばし、河豚刺を食べていく。色々な方向から食べていく様はまるでガラスが割れていくようだった。

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