2024-12

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日記について

日記を書く理由:何が思い出になるかわからないからこそ

日記を書くという行為は、まるで毎日の小さな宝石を集めるようなものです。一見価値がないように思える何気ない出来事や感情が、後になって私たちの人生を彩る大切な思い出へと変わることがあります。だからこそ、「何もなかった」と思う日でも、手を動かし、...
未分類

モダニズムとポストモダニズムの織りなす文化の物語

現代の文化や思想を深く理解するためには、「モダニズム」と「ポストモダニズム」という二つの大きな潮流を知ることが欠かせません。これらの潮流は、互いに影響を与え合いながら、私たちの生活や創造活動に大きな影響を与えてきました。本記事では、モダニズ...
散文

飛行機の翼動かず冬の空

冬の空を切り裂くように、飛行機が水平に滑る。客席の窓越しに見える翼は、驚くほど静かだ。動いているのは景色だけ。凍えるような大気を通り抜けても、翼は微動だにせず、ただそこにある。その沈黙には、計り知れない力と緊張感が宿っている。機内に響くエン...
散文

袋ください袋要ります冬浅し

レジの前に立つ。手に収まらない品物をカゴから出し、ふと「袋ください」と口にする自分の声が、冬の浅い空気にどこかそぐわないような気がした。近年のルールや習慣の変化の中で、この言葉を口にする頻度が減ったのに、今日はなぜかためらいなく発した。必要...
散文

冬浅し可愛いものとすれ違う

冬の訪れがまだ浅く、空気にほんのりと冷たさが混じり始めた頃。街の通りを歩いていると、ふと目の端に可愛らしいものが映る。小さな手を振りながら歩く子ども、ふわふわの毛並みが揺れる犬、あるいはショーウィンドウに飾られた季節限定の小さな飾り。思わず...
散文

ポインセチア塗り絵に小さき塗り残し

冬の日差しが柔らかく差し込む部屋の中、机の上に広げられた塗り絵が風に揺れる。ポインセチアの鮮やかな葉が描かれたその一枚に、色鉛筆の跡が細かく重ねられている。深紅と緑がほぼ塗り尽くされた中に、小さな塗り残しがいくつか見える。それは、ほんのわず...
散文

一秒をゆつくり数え冬の星

夜空に凍てつくような冬の星々が輝いている。空気は研ぎ澄まされ、星の光が澄んだ刃物のように冷たく心に触れる。街の喧騒は遠く、足元の影も輪郭を失い、ただ無音の宇宙が広がる中で、自分の存在の小ささを感じる。手をポケットに入れ、足を止めて、ふと星を...
散文

ケーキ屋のケーキきらきら神無月

夕暮れが長く尾を引く神無月の街。商店街の並びに灯るケーキ屋の小さな窓から、ショーケースに並んだケーキたちのきらめきが目を引く。照明に照らされたグラサージュの表面は宝石のように光り、フルーツの赤や金箔の輝きが、少し肌寒い空気を温かくするようだ...
散文

タマゴサンド齧り勤労感謝の日

濡れた街路の風が冷たく頬を撫でる朝、駅前のベンチに腰を下ろし、一つのタマゴサンドを開ける。柔らかなパンの中に閉じ込められた卵の黄色が、曇り空の下でどこか小さな太陽のように見える。口に運ぶと、ほのかな甘さと塩気が混ざり合い、その瞬間だけ日常の...
技術

古代の金属から最先端シミュレーションまで、金属研究の流れをゆる~く振り返ってみた

最近、金属ってすごいよな~と思うことがあってさ。昔から人類は金属を使ってるんだけど、その歴史がめちゃくちゃ長いわりには、今でも研究がモリモリ進んでいるってのが面白いんだよね。ちょっと今回、そのへんをゆるくまとめてみようかなと思う。■ 古代か...
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