11月9日 落葉濡れてキムチ益々赤くなる

日常生活
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朝、5時に目が覚めた。

ひどい二日酔いだ。

目覚めると部屋の布団で寝ていたが、布団を敷いた覚えもないし、そもそも部屋に帰った記憶もない。

誰かが運んでくれたのだとしたら申し訳ない。

他の人はまだ起きておらず、朝食にはまだだいぶ時間があった。

二日酔いで苦しかったのでしばらくは布団で寝転がっていたが、昨日風呂に入ってないことに気づき、大浴場に行くことに。

 

皆を起こさないように部屋のバスタオルを探したのだが見つからない。

皆を起こさないために電気をつけられない中で部屋を探し回ったのだが使用済みのバスタオルしか見つからず。

根気よく探し、なんとか小さなタオルが一つあった。

結局バスタオルはなかったがしょうがないので小さなタオルを持って大浴場に向かう。

 

大浴場に向かったものの開場時間がまだらしく、時間になると自動で電灯が付くタイプだったそうで、大浴場はまだ電気がついておらず暗かった。

仕方がないので入口の前で少し待っていた。

大浴場の入口の前には自動販売機があり、ジュースを飲んだ。

前日に大量に酒を飲んでいたということもあり、体が水分を求めており、ジュースはとても美味しかった。

大浴場が開くまで2本ジュースを飲んだ。

そして風呂へ。

 

一番最初に入ったので人は全然いない。

一人で大浴場を楽しんだ。

ただ、個人的なことなのだが、実は俺は大浴場みたいな広いところに一人でいるのが怖い。

広いところに一人だと、自分の音以外は人の音がなく、非常に静かなのだ。

その静かさが怖い。

感覚でいうとホラー映画の静かな感じで、急に何か出てくるんじゃないかと思うような感覚だ。

なので、早く誰か来ないかなあと思いながら体を洗っていた。

他の人は割と早く来たのでよかった。

一人が怖いなら他の人と行けば良いのだが、一人が好きという気持ちもある。

なかなか難しい。

 

風呂から上がるとみんな起きていた。

昨日は酒に酔って記憶が少し飛んでいたので何かしたのではないかと心配してたが、昨日のことは特に何も言われなかったので大したことはなかったのだろう。

 

朝飯は旅館的朝食。

魚の干物、イカ刺し、味噌汁、温泉卵、小鍋などなど、なかなか豪華な朝食だった。

味も美味しく、俺は二日酔いで苦しかったがご飯を2杯お代わりした。

 

朝食を皆で食べ、社員旅行は終了。

あとはそれぞれ釣りに行ったりサイクリングに行ったり様々だった。

俺は二日酔いで苦しかったのでチェックアウトまで寝る。

チェックアウトの時間は10時で、その時間までめい一杯寝た。

時間ギリギリまで寝てしまい、チェックアウトの時間になって慌ててチェックアウトした。

実は、コレが良くなかった。

後から気づいたのだが、この時充電器を部屋に忘れてしまっていた。

 

宿を出て、雨も降っていたので観光はせず帰ることに。

高速船乗り場に行き、船を待つ。

待っている間に妻へのお土産を買った。

日間賀島は蛸が有名らしいので、蛸の煮物を買った。

飲む時の肴にするつもりだ。

 

帰りの高速船に乗った。

行きとは違い、結構人が乗っていた。

結構キツキツで船の中に押し込まれ、天候が悪かったこともあり、船は結構揺れた。

二日酔いについては宿を出たあたりでは少し寝たこともあり、気分が多少良くなっていたのだが、この船の揺れでまたぶり返してきた。

満員だったのでトイレにも行けず大変だった。

非常に苦しく、なんども吐きそうになったが、満員の船の中で吐くわけにはいかないと必死に堪え、なんとか吐かずに済んだ。

込み上げる吐き気を無理やり抑え込むのは、なんだか筋トレと似ていると感じた。

おそらく吐かずに済んだのは俺が筋トレを頑張っているからだろう。

 

こうして、高速船、電車を乗り継いで家帰った。

家でやっと、携帯を充電しようとして、宿に充電器を忘れたことに気づく。

まあどうしょうもないので寝た。

 

しばらく寝て、気分も回復してきたので夕飯の買い物へスーパーへ行く。

気分は回復してきたが深酒の翌日ということもあり、スープ的なものが欲しく、キムチ鍋にすることにした。

ちなみに酒を飲んだら締めにラーメンが食べたい理由は、体内のナトリウム(塩分)と水分と炭水化物が不足するかららしいですよ。

 

買い物を終え帰宅。

妻に帰る時間を確認し、それに合わせて夕飯を作る。

キムチ鍋は具材をたくさん入れると調理が大変なので、白菜と豚肉を多めにして具の種類を少なくした。

 

妻帰宅。

すぐに夜飯。

夜飯はキムチ鍋。

豚肉を多めに入れたおかげで、豚の旨味がスープに溶け出し、とても美味しかった。

ただ、夫婦二人だと食べる量もたかが知れており、鍋いっぱいに作ったキムチ鍋は食べきれなかった。

鍋に残った量を確認したところ、二杯分には少し満たない程度残っていたので、明日の朝ごはんとして食べようと思った。

うどんを入れるか蕎麦を入れるか迷ったが、それは明日起きた時に決めようと思い、鍋に蓋をした。

 

今日の一句

【落葉の濡れてキムチ益々赤くなる】

濡れた落ち葉は漬けものみたい。ただ、普通の日本の漬物というわけではなく、キムチみたいだと思う。さっぱりとしてないからだろうか。

コメント

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